mcframe SIGNAL CHAIN
mcframe SIGNAL CHAINには、製造設備の稼働状況をモニタリング・分析する「稼働・製造モニタリング」と、保全業務のデジタル化による予防保全の実現する「設備メンテナンス」の2つのアプリケーションがあります。
稼働・製造モニタリング: OM
- チョコ停の理由や製造実績を一元管理でき、分析に利用することができます
- 稼働率だけでなく設備情報をもとにしたOEE(※1)による指標管理ができます
(※1)overall equipment effectivenessの略で総合設備効率
- 配線工事は不要、旧式の設備からも効率よくデータを収集することができます
- 効果を確認しながら段階的にIoT導入を進めることができます
■稼働・製造モニタリング設備の稼働状況を一目で把握するアンドン画面。現場での利用だけでなく、遠隔監視に最適です。また、設備の稼働状況をレイアウト表示するカスタムアンドンなら、物理的な設備の位置関係も表現できます。
■稼働管理設備の稼働状況を、日次、週次、月次で管理する設備詳細画面。バーチャート、統計情報、円グラフ、タイムライングリッドなど、豊富な表現力で稼働傾向を把握することができます。
■分析/レポート稼働率やOEEを最大4階層までドリルダウン表示するダッシュボード画面は、工場や製造ライン単位での指標比較にお使いいただけます。KPI詳細画面は、OEEや停止回数などの指標を部門単位でわかりやすく表示、簡単にレポート出力できます。
稼働状況分類登録機能(※2)を利用すれば、パレート図などもエクセルで出力できるので、面倒な集計をせずに停止理由の分析を行うことができます。
(※2)スマートデバイス専用の入力画面もあります。
<設備稼働モニタリング設置イメージ>
WDシリーズは、パトライト社のワイヤレス・データ通信システムで、パトライト社製信号灯に乗せる(※)だけで動作情報を ワイヤレスで転送するため、面倒な配線工事がなく、導入コストも軽減できるという画期的なシステムです。
※国際標準通信規格を採用した安心で確実な無線通信は複数台の同時運用でも安心の通信精度です。
※日本国内では「AirGRID」、海外では「WDシリーズ」として販売されています。
設備メンテナンス: EM
- 台帳は保全業務に必要とされる管理項目を備え、設備を適切に管理
- スマートデバイスを使ってその場で入力できるため、正確な点検データを収集
- 点検や修理記録をカルテに集約し、全社で共有
- 点検や修理のデータに基づいた最適な点検スケジュールの立案を支援
■点検管理設備や部門単位で点検予定と実施状況を管理する点検カレンダー画面は、毎日実施する日常点検はもちろん、1年に一回実施する長期の定期点検も登録できます。
備忘のためのリマインダー機能もあります。
点検の入力負荷を軽減するための専用入力画面。手書き文字、写真や動画の撮影など、多様な点検登録が可能です。また、過去の故障や点検履歴に基いた点検フォーマットの改訂も簡単にできます。
■修理管理修理の依頼とステータス状況把握をする修理依頼一覧。過去にあった同様のトラブルを検索し、対処方法を素早く参照。また、修理の実績に交換部品の金額や工数をインポートすれば、保全活動を費用で評価できます。
■設備台帳・カルテ設備台帳では、保全活動をするにあたって必用な、保全方式、ロケーション、メーカー、保守、資産などの情報を管理できます。そして、この台帳に対して点検や修理の履歴を紐づけ、設備カルテとして全社で共有できます。
※記載の製品・サービス名は、各社の商標または、登録商標です。